庄内交通

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お知らせ

山形県における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について

2021/03/09

〇 山交バス株式会社(山形県山形市 代表取締役社長:伊藤 一郎)、庄内交通株式会社(山形県鶴岡市 代表取締役社長:村 紀明)、東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:深澤 祐二)は、「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について合意いたしました。
〇 県内全域をカバーする形で、複数の民間バス事業者が一斉に交通系ICカードを導入するのは全国初であり、県内の交通ネットワークの利便性向上が期待できます。
〇 導入にあたっては、山形県の「交通系ICカード導入支援事業」(予算額:約5.7億円)や国の補助制度を活用しております。

1 地域連携ICカードの概要
 地域連携ICカードは、山交バス株式会社および庄内交通株式会社が運行するバスの乗車券や定期券、各種割引などの地域独自サービスの機能に加え、SuicaエリアおよびSuicaと相互利用を行っているエリアで利用可能な乗車券や電子マネーなどのSuicaのサービスが、1枚で利用可能な2in1カードです。
 
2 地域連携ICカードで提供するサービスについて
 地域連携ICカードの導入により、細かな現金の両替が不要になるなど、バスを利用する県内のお客さまの利便性の向上はもとより、既存のSuicaやSuicaと相互利用可能な他の交通系ICカードでもバスをご利用いただけるようになるため、観光など県外からのお客さまの利便性も向上します。また、精算方法がキャッシュレスになることにより、新型コロナウイルスをはじめとした感染症防止対策としても有効です。導入後は、乗降データを利活用して適切な運行経路やダイヤに向けた見直しを行い、県全体のバスネットワークの持続性確保や利用促進を図ってまいります。
 
3 IC乗車サービス対象路線
 山交バス株式会社および庄内交通株式会社が運行する乗合バス全路線ならびに山形市コミュニティバス東部および西部循環線(「ベニちゃんバス」)でのサービスの提供を予定しております。
 
4 サービス開始時期
 2022年春頃のサービス開始を予定しています。具体的な日時は、決定次第お知らせいたします。

<本件に関するお問合せ先>
  庄内交通株式会社 企画総務部    Tel 0235-22-2600